2006年
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「叔父さんは、もう余命が無く天に召されると言われたようですが、もし希望なさるなら限界は有りますが、ある程度なら延命できるかと思いますよ?
例えば、日本では北野天満宮の北野天神様(本地=本来の御姿が十一面観音様とされます)が、老僧の御姿で現れて人に伝えたとされる、延命十句観音経とか如何でしょうか?
延命十句観音経とは、
『観世音(かんぜーおん) 南無仏(なむぶつ)
与仏有因(よぶつ ういん) 与仏有縁(よぶつ うえん)
仏法僧縁(ぶっぽうそう えん) 常楽我浄(じょうらく がじょう)
朝念観世音(ちょうねん かんぜおん) 暮念観世音(ぼーねん かんぜおん)
念念従心起(ねんねん じゅうしんき) 念念不離心(ねんねん ふーりーしん)』です。
回数は、200回か300回または1000回(1080回)読経し、対象者に回向するという形です。
対象の人を想起して、普回向でOKだと思います。
それと…神道の言霊延命法で、強い秘咒です。
「たまのをを、むすびかためて、よろづよも、みむすびのかみ、みたまふゆらし」を、
心ゆくまで唱え続けて祈るというものです。
御真言だと、普賢延命菩薩咒 「おん ばざら ゆせい(対象者の姓名)そわか」を
7回か21回または、108回・1080回以上などの回数をお唱えして、対象の人に回向するとかが有りますが、如何でしょうか…。
十句観音経や普賢延命菩薩咒は、延命祈願以外に日々の開運厄除・健康長寿・諸病平癒祈願などにも良いです。
延命十句観音経の、読経の回数ですが、もし200回・300回も無理なら、
7回・21回・108回でも良いです。 御真言とか、最低でも3回お唱えするのは、3は吉祥数で喜びが生れる数とされ、
7は成就数で願いや物事が成就する数とされます。 3×7=21回や、7×7=49回も御真言や お念仏などを、
お唱えする回数として知られるそうです。 あと、御真言や お念仏などをお唱えする時に、数を数える お数珠の珠数に従い、
108回・324回・540回・756回・1,080回・10,800回・108,000回・1,080,000回なども知られます。