ある行者の助言
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まず最初に、佛眼佛母様と大日如来様の御真言を、お唱えしましょう。
おん ぼだろしゃに そわか。
おん ばざら だと ばん。
おん あびらうんけん。
それから、宝生如来様の御真言と弁天様の御真言と、光明真言を。
回数は多いほうが良いわけですが、各3返か7返。出来るなら、各108返以上を。
次に、南無 財運隆昌を3返。最後に、乃至法界 平等利益。
かなり略しても、祈願として、これくらいは読誦したほうが、良いと思いますし、諸真言の前に、般若心経とかを読経したほうが、より良いでしょう。
ちなみに、即身貧転 福徳円満の御祈願には、南無 白蛇形…から始まる、宇賀神様の御真言を、3日で1万返お唱えしますと、仕事運の向上や財運に良いそうで、詳しくは宇賀神様の三日成就経に説かれていますが、その御真言には、三日成就経では説かれていない、一工夫が存在し、秘法とされます。
まあ、その一工夫というのは、祈願者または対象の御名前を、御真言の中に入れるという事で、御真言の何処に名前を入れるかは、ご縁が有れば知り得る事に成るでしょう。
《2008年の質疑応答 ~ 「三日成就経」の「貧転咒」》
「宇賀神様の貧転咒「南無白蛇形、宇賀耶、…」から始まるその貧転咒には、どこかに祈願者の名前を入れるらしいのですが御真言の何処に名前を入れるのでしょうか?
三日成就経では説かれてなく秘法とされてるらしいのですが」
「『仏説即身貧転福徳円満宇賀神将菩薩白蛇示現三日成就経』
南無白蛇形、宇賀耶、 惹耶蘗陛、施多摩尼貧転吽、娑婆訶
意味は、白蛇形の宇賀神に帰依します。勝れたる蛇神の胎内にある如意宝珠よ 貧を転じて福を得さしめたまえ。
たしか、貧転の前に名前をつける。
南無白蛇形、宇賀耶、 惹耶蘗陛、施多摩尼○○○○貧転吽、娑婆訶」