2009年5月3日日曜日

成田山新勝寺に参拝した人の記

駅から表参道を数年ぶりに歩く、これで2回目。
干支の石の置物が道の左右にあります。

通りの道を見ながら山門に到着。
建て直したのか前見たときより綺麗になってる。

左手にたしか弁財天のお堂があったのを思い出し、まずは弁天さまに数年ぶりのご挨拶。
小さな池というか掘りの真ん中にあって、ふと横を見るとカメが2匹甲羅干ししててなんかほほ笑ましく感じました。
自分もこのカメくらいのんびりとした気持ちになりたい…

弁天堂の辺りには古札納め所と護摩受付があり、護摩をお願いしようかと思い時間や金額を見ようとしました。

家族連れや親戚一同といった感じのグループが3、4組ほどいましたが、その中のおばさんとおじさんが『え!? 高っ!』『ほんとだ、高いなぁ』と言ってました。

見ると護摩代を最低3000円以上から5000円以上に金額修正したお知らせが書いてあります。
たしかに高いかな。

なんだかここはうるさいし、受付は他にもあったのを思い出し、とりあえず本堂に行ってみることに。

短いけど少し急な階段を昇ります。
左右にある像が岩に映えててじっくり見たいとこだけど、階段途中だしね。

階段を昇ると正面にお線香を供えるでっかい香炉(?)があり、必死な感じでに煙を浴びてる人達がいました。


目指すは本堂。
久しぶりのあたたかい日差しがお不動さまの温もりみたい。
本堂に入るとちょっとひんやりした感じが少しほてった体に気持ちいい。

左右にお守り授与所があるのだけれど御神籤の内容で騒いでる学生っぽい団体やらがいて、よく言えば賑やか。悪く言えば厳かな雰囲気が台なし。

年配のひとまでがお守りを指差し『これください』と言ってたり。
右手側には護摩木申し込みの場所があります。
1本500円。
やっぱり高い。
たしか赤目不動とか他はたいてい200円なんだけどなぁ。

なによりここも人が多くてごちゃごちゃしてる。
自分は静かにお不動さまと向かいあいたい…
誰にも言えない心のうち、弱さ、後悔、希望、絶望…そんなもねをさらけ出したい。
そして勇気をいただけたらと思い2時間以上かけてやって来たのだけれど…
やはり土日じゃ仕方ないんだろうか。
のうまくさんまんだばざらだんせんだまかろしゃだそわたやうんたらたかんまん
ご真言を唱えて本堂を後にしました。

たしかもっと奥に平和の塔だったかという名前の建物があり、そこに五大明王の像があったはず。
そこは本堂よりは人が少ないはず。
目指すはそこです。


平和の塔に入った瞬間、団体客に鉢合わせ。
ここもダメかと思ったらちょうど出て行くところでした。
2階に行くとほとんど人もおらずゆっくり五大明王を拝みました。
それから上に昇り、初めて5階の如来の間みたいなとこを拝観しました。
ここも人はほとんどおらず静かさを堪能。

ゆっくり本堂のほうに戻りましたが、護摩は結局申し込みませんでした。
なんだか来る前は『今の苦境から抜け出すには護摩をお願いせねばならない』的な焦りがあったのが不思議と消えていたからです。
観光地っぽいざわつきに気持ちが冷めたのか、不動さまのご威徳によって迷いが消えたのか、その両方なのか…

その後は家路につきました。
結局、特にお守りを授与していただくわけでも護摩をお願いするわけでもなく、ただ拝観しただけに終わりました。
ひとつだけ言えるのは、悩みは解決していませんが、悩みに執着する気持ちが薄れて苦しさが減った気がします。
だから御利益はいただけたのかと。
現実は変わっていないので何も改善されていないとも言えますが、なんだかなんとかなりそうな、そんな気持ちがしています。
お札を受けて必死に祈ることによって逆に執着したのかもと考えればきっと今回はこの拝観だけでよかった、ベストだったように思っています。

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