牧之原市で「蛭ケ谷の田遊び」
http://youtu.be/diLWHaZntGI
牧之原市の蛭児神社に伝わる「蛭ケ谷の田遊び」が11日夜、開かれました。
「蛭ケ谷の田遊び」は毎年2月11日にその年の豊作や子孫繁栄を祈願して催される民俗芸能で、鎌倉時代が始まりとされます。夕方から夜更けにかけて、地元の男性たちが田植えや稲刈りなど稲作の過程を演じます。
杉の葉を束ねて作った「ほた小僧」と呼ばれる人形をわら縄に結びつけて引き回すユニークな特色もあります。高さ2メートルほどの大きな「かがり火」がたかれる中で、赤装束に縞袴を身にまとい、悪霊をはらう「本刀振り」などの舞16演目を奉納しました。
この「蛭ケ谷の田遊び」は1月に国の重要無形民俗文化財に指定されることになり、例年以上に見物客の注目を集めていました。